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オススメ映画「ウインド・リバー」


今日、ご紹介する「ウインド・リバー」は2017年作のアメリカ映画です。



ウィンドリバーポスター.jpg



監督・脚本はテイラー・シェリダン


 


テイラー・シェリダンといえば、


脚本を担当した佳作映画「ボーダーライン Sicario (2015年)です。


 


 ボーダーライン.jpg


 


映画「ボーダーライン」とは?


アメリカとメキシコの国境で巻き起こる麻薬戦争をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が衝撃的リアルに描いたアクション映画


メキシコ麻薬カルテルを撲滅すべく召集された女性FBI捜査官が、死と日常が隣り合わせの現実に衝撃を受けながら捜査に邁進していく姿を描いています


主演は、エミリー・ブラント。


正体不明のコロンビア人役のベニチオ・デル・トロがもうカッコ良い過ぎてシビレます。


 デル・トロ.jpg


 


 


こちらも必見。


テイラー・シェリダンは続編の映画「ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ Sicario: Day of the Soldado (2018年) でも 脚本を担当しています。


こちらはベニチオ・デル・トロの為の映画。


(最初とラストに思わずニヤリ)


ファンなら是非。ご覧ください。


また、テイラー・シェリダンは俳優でもあります。


ホースソルジャー.jpg


 


 


ホース・ソルジャー 12 Strong (2018年) にも出演しています。


 


ホース・ソルジャー(原題12 Strong)は戦争映画


アメリカ同時多発テロ事件直後のアフガニスタン戦争、アメリカが最初に行った反撃総勢5万のターリバーン軍にわずか12人で、それも馬に乗って戦ったアメリカ陸軍特殊部隊員の実話の映画化です


(プロットだけでうるうる。でも、期待しすぎないように)


 


話を映画「ウインド・リバー」に戻しましょう。


主演はジェレミー・レナーエリザベス・オルセン


ジェレミー・レナーというと、アベンジャーズ・シリーズの“ホーク・アイ”を思い浮かべる人も多いハズ。


ホークアイ.jpg

(僕的にキャスリン・ビグロー監督の2009年戦争映画ハート・ロッカー主役のウィリアム・ジェームズ軍曹役。何しろ上手い)


 


エリザベス・オルセンも同じくマーベル・シリーズ映画で有名ですね。


スカーレット・ウィッチ役です。


 


オルセン.jpg


 


キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム}


 


映画「ウインド・リバー」のあらすじもご紹介しましょう。


 


映画「ウィンド・リバー」あらすじ


 


アメリカ、ワイオミング州。


先住民族が住む深い雪に囲まれたウインド・リバーが舞台。


地元のベテランハンターであるコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)が若い女性の遺体を発見する。


FBIから新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が派遣されてくる。


ジェーンは捜査を開始するが厳しい自然環境や不安定な気候で難航する。


ジェーンは、ウインド・リバー一帯に詳しいランバートの手を借りて調べを進めていく…。


 


 


主演のエリザベス・オルセンはスカーレット・ウィッチとは異なる役柄を見事に演じている。


ジェレミー・レナーはひたすら渋い!


(画になる役者)


 


映像も綺麗。


カット割もスピード感あります


クライマックスはシビレる出来です


ある意味、アクション映画としてもいい。


全編激しいアクションも確かにいい。でも、後半、麻痺してくる。


この映画はラストに持ってくることで衝撃度が高い。


 


 


映画「ウインド・リバー」は70回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、監督賞を受賞しています


”世の中から忘れられたアメリカの闇を描いた極上のクライムサスペンス”のキャッチに偽りなし


 


 


コロナ・ウィルスの影響で”ステイホーム”のこの時期に、だらだら見たり、ポテチを食べながら、横たわって鑑賞するのにも最適。


(終わりに手が止まり、画面にくぎ付けになってるだろうけど)


前評判通りです


おすすめ映画です


是非、ご覧ください。


 


夏の全国高校野球選手権が中止のニュースが入って来ました。


どうにかならないかな。


残念すぎる。


 


 






 


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父の一番長い日。

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実家まで電車で1時間19分。 740円で帰れるんですが、1年に数回回会えばいい方です。 コロナ・ウィルスの影響で益々、足が遠のきます。 時折、77歳の母親からは、全部平仮名でメールが来ます。 僕はそれを見る度、『アルジャーノンに花束を』を思い出します。 82歳の父は、メールや電話をくれたことは一度もありません。 元々、母以外とは、家族の誰とも、あまりしゃべりません。 寡黙でおしゃべりな僕と正反対です。 昔の話をします。 妹が小学校低学年の頃です。 突然、「学校に行きたくない」と言い出しました。 クラスのリーダー格の男の子にいじめられているというのです。 それを聞いた父は、仕事を早退して昼休みの時間、 妹のクラスに行き、その男の子に「女の子をいじめるのは良くないよ。男の子は女の子にやさしくしないといけない」と諭して、そのまま、帰ってきたそうです。 (今なら、教室に無断で入れないでしょうし、間違いなく”さすまた”で御用です。ずいぶん昔のことです。お許しを) もちろん、父は母からも怒られ、後日、事情を聞いた先生に呼び出されたのは言うまでもありません。 (男の子の両親がおおらかな人で奇跡的にそれだけで済んだ。) 妹は普通に学校に行くようになりました。後で考えてみると、その男の子だけだったようなので、いじめというより、いじわるで、もしかしたら、その男の子は妹に好意をもっていたのかもしれません。 ちなみに父は男4人兄弟の次男です。 そんな妹が19歳になったある土曜の晩のことです。 母が僕と弟に「今晩は家にいない方がいい」と小声で囁きました。 驚いたことに、どうやら、妹のお腹の中に赤ちゃんが出来たようです。 (その赤ちゃんも無事に育ち、もう大人です) 相手が両親を連れてやってくるが、母はもちろん、妹も父の反応が怖くて、まだ、話していないというのです。 門限19:30分の専門学校生の妹が同級生の子供を宿していると知った時の父の反応は確かに想像だに出来ませんでした。 僕は友人の家に、弟は親戚の家に自主避難しました。 結果的には突然の訪問に驚き、向こうの両親の手前、振り上げた拳を自分の膝に戻し、平和的に解決したようでした。 しかし、休みの日にも必ず、6時前に起きる海上自衛隊員の父が翌日は昼すぎまで寝床から出て来なかったそうです。 僕はその時、父のような大人でも心が折れるのを知りました。 父の一番長い日。 こんな映画のタイトルありましたね。

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