今こそ映画「図書館戦争」を見よう [映画]
SFは好きでアクションはもっと好き。
パラレル・ワールドものは少しだけ好きで榮倉奈々は背が高いけど、なんか大好き。
(透明感かな)
ライトなラブコメはどうも苦手でベストセラー小説「図書館戦争」を1巻目で放り出した駄目な僕ですが、見たいDVDが見当たらなかったので、映画「図書館戦争」を拝見。
2013年公開の映画「図書館戦争」は人気小説家有川浩の代表作で、コミック化、アニメ化もされた人気シリーズを実写映画化。
配給は東宝。
主演は岡田准一と榮倉奈々。監督は「GANTZ」2部作の佐藤信介。
岡田准一はアクション映画が似合う。
(2010年、2011年映画「SP」でそのポテンシャルの高さに驚いた)
2020年公開予定の映画「燃えよ、剣」も期待ですね。
(がんばれ、映画。がんばろう、映画ファン!)
榮倉奈々といえば、女優としては
2018年「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」が印象的です。
(特にワニに食われているシーンはいい。この映画に榮倉奈々をキャスティングしたのはファインプレー。他の女優ではたぶん、鼻につく)
映画「図書館戦争」にはブレイクする前の田中圭も出演しています。
(ブレイクするべき芝居だと思う)
では、映画「図書館戦争」の出だしを少し説明します。
ここではない別の架空の日本、1988年表現規制のための「メディア良化法」が制定される。
それにともない施行機関の「メディア良化隊」が発足。
不適切とされた出版物は回収され、その為には、武力行使も行うことに。
それに対し、公共図書館は図書館の自由法を制定。
本の自由を守るために「図書館隊」を編成する。
主人公の笠原郁は高校生の時、大切な本を守ってくれた図書隊員にあこがれて、入隊し、鬼教官の堂上篤と出会う。
事あるごとに衝突する二人。
「メディア良化委員会」と「図書館隊」との戦いが激しさを増す中、郁が配属されたのは堂上のいる専守防衛、”威嚇射撃のみ”の特殊部隊だった⋯。
小学生時代、”一度も図書委員になれなかった”僕はたくさんの本を見て、それを必死に守る大人たちを見て序盤からなぜかうるうる。
あっという間の128分でした。
正直、面白かったです。
しかーし、ぞぞぞっ、背筋も凍るシーンがありました。
後半、図書隊司令役の石坂浩二が郁役の榮倉奈々に「メディア良化法」が制定されたことについて、謝るシーンです。
『私たち大人が悪かった。君たちに未来を残せなかった。多くの人が無関心で自分に関係ないと思っていた。表現が規制されることの本当の意味が理解できなかった』
「検察庁改正法案」が頭によぎります。
(検察庁法改正案は、現在63歳の検察官の定年(検事総長は65歳)を段階的に65歳に引き上げ、併せて役職の定年を導入することが柱。 内閣や法相が必要とすれば、検事総長や次長検事らが最長3年とどまれる特例があり、政権の都合のよい幹部だけを残す恣意(しい)的な運用ができる恐れがあると指摘されていた)
SNSから広がり、廃案にはなりましたが、危ないところでした。
(賭けマージャンの事実が発覚して黒川元検事長は辞任)
安部政権の支持率は下降の一途。
コロナ・ウィルスの影響で日本は未曾有の危機と言ってもいい。
ステイホームや8割の接触回避などで企業や様々な店、個人が大変な損害を被っているにも関わらず、補償は今だに届かない。
(アベノマスクも未だに筆者宅には届いていません。いらないけど)
マスコミの過剰な煽りにも惑わされないようにしたい。
6月1日時点の厚生労働省発表
新型コロナ・ウィルス感染者数16884名
死亡892名
(亡くなった方のご冥福をお祈りいたします)
ちなみに
インフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。
映画「図書館戦争」は続編もあります。
「図書館戦争 THE LAST MISSION」です。
こちらは2015年公開。
やや1作目より落ちるけど、出来は悪くありません。
映画「図書館戦争」、こんな時代だからこそ、見直してみては。
最後は”愛”だ。
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